ネット集客出来ない治療院整体院は淘汰される!5つのネット集客ツール活用法
こんにちは。
治療院整体院経営改革のプロフェッショナル 加賀谷です。
日本で初めてのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始したのは、1996年のことです。
googleが日本語による検索サービスを開始したのが2000年、家庭用の光回線サービスが始まったのが2003年です。
私が独立して東葉コンディショニングを立ち上げた2004年は、自院のホームページを持っているという治療院はまだほとんどありませんでした。
インターネットの人口普及率は2000年37.1%2005年には70.8%(※「日本におけるインターネットの人口普及率」出典:総務省 情報通信白書(平成26年版参照)とたった5年でインターネット普及率が倍近く伸びた時代です。
普及率が高まったとはいえ、一般家庭で光回線を使っているという家庭はまだまだ少なく、通信速度も遅く、スマホもなかったので、誰もかれもインターネットで調べるという時代ではありません。
当然、集客の中心も紙媒体が主力でした。紙媒体だけで月に20名~30名は集客出来ていたのです。
しかし、私は治療院業界にも必ずネットで集客する時代がやって来ると確信していていました。
だからといって、独立直後で金銭的にホームページ業者に依頼する余裕はない。
じゃあ自分でやろうと発売したてのホームページビルダーというソフトを使って、いちから一人で自院のホームページを作り始めたのです。
パソコン自体はサラリーマン時代に使っていて苦手意識はありませんでしたが、ブランディングやマーケティング、SEO対策などの知識は乏しく苦労は多かったです。
しかし、結果的にすべて自分でやることで、たくさんの学びを得ることが出来よかったと思っています。
Googleの日本語検索の開始が2005年ですから、当時はホームページ業者もSEOや検索キーワード等、何もない手探り状態だったのではと推測できます。
何とか作ったホームページでしたが、すぐに集客に結びつくということはありませんでした。
それでも「ホームページは自院の営業マン」と心に刻み、作ったホームページのマイナーチェンジを繰り返して、内容の充実化を図りました。
こうした試行錯誤を繰り返して1年ほど経過した2005年あたりから、段々とホームページから集客が出来るようになりました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です!
今の時代、ホームページ、動画、SNSなどを活用して、戦略的にネット集客を展開していくことは、安定した経営をしていくために非常に重要なポイントと言えます。
この時代に自院のホーページを持っていないという治療院はさすがに少ないと思いますが、休診日情報などの定期的な更新の他に、症例や来院者さんの声などをこまめに追加したり、年に一回は自院のホームページを抜本的に見直して、既存ページの更新や新しいコンテンツを加えるなどのリニューアルをすることは、非常に大切と思っています。
今の時代、チラシなどの紙媒体は廃れ、集客のメインは間違いなくインターネットになっていますので、今回はネット集客の代表的なツールを活用する方法について説明します。
今回の記事を読むことによって、繁盛治療院整体院がネットツールをどのように使って、集客に役立てているかがわかります。
◆インターネット集客の代表的なツール
インターネット集客の代表的なツールは、以下の5つになります。
イ.自院ホームページ(HP)
ロ.ブログ
ハ.口コミポータルサイト(エキテン等)
ニ.ファイスブックやツイッターといったSNSツール
ホ.動画(YouTube)
イ.自院ホームページ(HP)
インターネット集客のメインは、やはり自院のホームページです。ホームページは、必ずスマホ対応をしたものにし、自院の営業マンだと思って製作・更新には力を入れて下さい。
「ブランディングデザイン」でお伝えしたブランディングの項でも書いた通り、皆さんの整体院・治療院の熱い想い、施術や商品、サービスが「他院とはどう違うか」という差別化部分を磨き込んで、お客様に正しく伝えて欲しいと思います。
それと平行して、SEO対策や「検索キーワード」を意識したコンテンツ作りを継続して行って下さい。
HPは生き物です。立ち上げたからと安心せず、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用し、検索数、滞在時間などのデータ検証をしながら、常に修正をすることを考え続けなければ、継続した集患は期待できません。
ロ.ブログ
ブログの運用で一番意識すべきことは、記事がフロー型であるかストック型であるかです。
フロー型の記事とは、時事ネタやその時一度見れば、二度と見られることがないような記事のことです。
例えば、ネタがないからと自分が行った食べ物屋さんの食レポを投稿したり、治療とは関係のない記事を投稿している先生って結講いますよね。これは、集患に効果はありません。はっきり言って時間の無駄です。
ストック型の記事とは、時間が経過しても読まれるような内容のある記事のことです。
例えば、腰痛の症状について解説した専門的な記事や、予防のためのストレッチを紹介した記事などです。
目的が、集患のためのブログ運用であれば、ブログ記事一つ書くのにも検索キーワードを調べ、設計図を作り、戦略的に記事を投稿していくことが大切です。
ハ.口コミポータルサイト(エキテン等)
情報があふれるネット環境の中で、「どこに行ったら良いかわからない」という声はよく聞かれます。
そのような中、口コミサイトを見て来院を決める方は多いです。
ポータルサイト「エキテン」は、市町村名や駅名×マッサージ、整体などの業種検索で上位に表示されるため、整体院・治療院経営にとっては、活用しない手はありません。
エキテンでは、口コミ投稿数、点数がランキングの最大評価対象になっているので、エキテンサイトページの充実を図ると同時に、来院者さんからの口コミ投稿を増やす工夫が必要になります。
ニ.フェイスブックやツイッターなどのSNSツール
フェイスブックやツイッターやなどのSNSサイトはお金を掛けずに情報発信・拡散出来るツールとして最適です。
イベントやセミナー開催の告知、ブログの記事やホームページにコンテンツを増やした時の宣伝ツールとしても使えます。
ホ.動画(YouTube)
世界最大の検索サイト、グーグルは最近になって動画の内容についても、検索表示の評価に含めると発表しています。
どういう構造になっているのか技術的なことはわかりませんが、グーグルの検索ロボットが該当動画の内容と検索キーワードが合致しているかどうかを見極め、適切な動画であれば検索上位に表示するということです。
今はスマホさえあれば、無料で簡単に動画を作って世界に向けて公開することが出来る時代です。動画は、SEO上優位になるということですので是非活用してみましょう。
動画マーケティングについては「ネット集客新時代到来!動画マーケティングが世界を制す」で詳しく書きますね。
皆さんいかがでしたか?
これからは、上記各単体のツールだけでなく、ホームページと動画、SNSを組み合わせて、戦略的にネット集客を展開していくことが成果を上げる秘訣と言えます。
集客全体の構想としては、自院のブランディングを考えたあと、ネット集客の仕組みづくりから院内設計、来院者とのコミュニケーションにまで一貫性をもたせることが大変重要になってきます。
ホームページなどで発信している情報と、院内や先生・スタッフの雰囲気、問診~施術~クロージングまでの一連の業務に一貫性をもたせることが大切です。
来院するきっかけになったホームページなどのネット集客ツールで感じた雰囲気と、実際に来院した時のギャップが大きいと、来院者さんは戸惑いリピートする確率が一気に落ちます。
自院の方針、方向性を考えて、入口から出口までしっかり一貫性をもたせるようにして下さい。
最後になりますが、ネット集客は今後も一番の集客ツールになることは間違えありません。
ネット集客に力を入れ取り組み続けることで、安定した集客数を見込めるようになります。
今、ホームページを持っている先生は、今一度コンテンツの内容を見直しして、リニューアル部分を検討してみてはいかがでしょうか?
魅力あるホームページ作りに、取り組んでいきましょう。
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